MASHUP AWARD 4th / MA4

Mashup Awardへの思い

2008.07.01 (ma-jimukyoku)

最近、動けてない、役に立ってないと評判のMA4 事務局の藤井です。

Mashup Awardは、2006年のSun X RECRUIT Mashup Awardを第1回として、今回で第4回目となりました。今では協力会社も大手からベンチャーまで40社近くに達し、賞金、審査員ともに豪華な内容になっていますが、そもそもの本企画の「言い出しっぺ」の責務として、Mashup Awardを始めたキッカケと、根底にあるアツイ思いについてすこしだけ事務局ブログに書いておこうと思います。

● 開発者の意識を変えねば・・・

Mashup Awardのそもそもキッカケは、実は2005年に書いた私のblogエントリにさかのぼります。今はなき、Feed Business Syndicationの会合で、RSS/Atom活用の重要性を説きながら、CNETで「情報化社会の航海図」を執筆されていた渡辺さんと飲みながらブレストした時のネタを私なりにまとめたものです。

2005/11/10 Open Service Platform

Googleの台頭に代表されるネットワークサービスがビジネスを拡大させる中、エンジニアと既存IT企業はどう新たな流れに対応すべきか、そもそもIT産業の進化とはなんなのかということを私なりに簡単な絵にまとめたものです。

技術を習得してもSI業務においては人月単価で埋もれてしまうエンジニア、開発者に個人のアイデアによるサービスの創出という「個が評価される」新たな領域で活躍してもらいたい。この絵を書いた時にそんな思いが芽生えました。

● IT企業と情報サービス業の組み合わせ

そんな折に、元リクルート(現CAC)の熊澤さんと飲む機会に恵まれました。熊澤さんとは、Sun/Netscape Alliance時代にJava Application Server黎明期に一緒に仕事をさせてもらったことが縁なのです。飲みながらDeveloper CommunityとNetServiceの未来について意見を交換しました。当時リクルートさんも新たなサービスの拡充、企画、Web2.0的なコンセプトへの対応などを検討されていた時期でした。

「SunのTechnologyとDeveloper CommunityとRECRUITのWebAPIで結びつけちゃおう」

SunのサポートするDeveloperに新たな活躍の機会を、情報サービス企業には自社WebAPIの開発者の拡大を(リクルーティングも)、と一石二鳥です。

OS, TechnologyとISVの組み合わせでSIのためのSolution Setができるなら、Network Serviceの時代には、Technology, Developer CommunityをサポートするIT企業とNetservice, WebAPI提供企業でSolutionができあがるはずです。IT企業もNetwork platformという新たな視点で情報サービス企業と協業することができます。

「Mashupのプログラミングコンテストやろう」

ええ、ある意味、ノリです。飲み会の良いアイデアは実現する、約束です(笑)

● 大切なこと

こういう議論から始まっているので、理想論かもしれませんが、以下のことが「大切なこと」だと思っています。

1)開発者が新たなステージで活躍する手助けができること。

エンジニアにもっとも人気のコラムは、エンジニアのキャリアパスだと耳にしたことがあります。Technologyを紹介し、単なる「よいプログラム書けましたね」で終わっては本当の意味での開発者サポートではありません。新たな領域に踏み出せる技術者を支援し、活躍してもらってはじめて「Quality of Developer Lifeの向上」に寄与できるのではないかと思います。このQoDLは、私が尊敬するChangeVisionの平鍋さんの言葉を借用しています。エンジニアが楽しくエンジニア・ライフを送れ、かつサービスがどんどん拡充されるってとてもよいことですよね。

2)新たなIT産業の拡大をめざすこと。

ネットワーク・サービスは、今やIT産業のメジャープレーヤーです。この領域にどんどん新たな企業がでてくること、日本の技術者がこの領域で新たな活躍をすることこそが、今もとめられているのではないでしょうか。かく言う私も恥ずかしながら、楽天がまだまだ小さな会社だった時には「IT企業じゃなくて。小売りでしょ。」といっていた人間の一人です。Boundaryを超えて新たなIT産業がそのマーケットを広げることを、きちんと理解できていなかった証拠です。

ITはあくまでツールです。情報とテクノロジーで何ができるのか、ITはこれからさらに大きくなります。現実に今回はサントリーさん、日産さん、などもMA4に参画しています。Mashupがこれまでの狭いITの垣根を超えるキッカケになるべきだと思っています。

なんか、長くなって重くなってしまいましたが、MA4始まってます。どしどし参加してください。参加しなければ、新しい道もひらけません。まずは登録をお待ちしています。

Think big, have fun! And Enjoy your developer life!

http://ma4.mashupaward.jp/blog/7/trackback/

  1. Mashup Award 4th 懇親会…

    カーウイングス 石川です。 先日、MA4(Mashup Award 4th)の懇親会がありました。Mashup Award 4thも本格的に始まってきました。私は、CARWINGS-CASTINGを利用した楽しいサービスが生まれてくるこ…

    トラックバック by カーウイングスブログ — 2008 年 7 月 3 日 @ 6:34 PM

  2. 日産自動車の石川です。

    >情報とテクノロジーで何ができるのか、ITはこれからさらに大きくなります。現実に今回はサントリーさん、日産さん、などもMA4に参画しています。Mashupがこれまでの狭いITの垣根を超えるキッカケになるべきだと思っています。

    これまでの作品はPCや携帯電話で見られる応募作品が多かったのですが、その素晴らしいMashupされたアイディアがカーナビの画面で見られて、ドライバーにとって「!」になることを期待しています!

    コメント by 日産自動車カーウイングス 石川 — 2008 年 7 月 4 日 @ 7:42 AM

FLASH